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■試乗記36(スズキワゴンRスティングレー)   

ドムドムバーガーで昼食の後は、スズキへGO。

■試乗記36(スズキワゴンRスティングレー)_b0003526_2119497.jpgスズキの定番といえばワゴンRでしょう。こちらも数えて4代目となりますが、熟成のK6Aエンジン+新プラットフォーム08年秋にモデルチェンジ。それまでのトップグレード「RR」に変えて、先代末期に追加されたスティングレーなる裏グレードが標準設定されました。ダイハツで言う「カスタム」相当になるみたい。ちなみに先代追加時の某アメコミキャラクターみたいな人が走ってるダサいCMは未だに記憶に残ります・・・まぁ、ある意味スズキらしいセンスですけど
デザインは表/裏それぞれ3代目からキープコンセプトですが、今回は2代目のユーザーの代換を狙っているため、ボリューム感のある似たデザインにしてるらしいです。

やや大きめの販社へ入り、早速試乗をお願いすると「いいですよ~♪」と映画TAXIの主人公風な営業氏が気さくに対応してくれました。用意された試乗車はスティングレーのターボグレード「T」。う~んNAが乗りたかったのに(・ω・`)
すると、ここで初めて「試乗確認書」なるモノが登場。お客様控えが無かったので、あくまで非常時の証拠用程度なんでしょう。中には自分の車じゃないことをイイことに無茶する人もいますしね。
■試乗記36(スズキワゴンRスティングレー)_b0003526_20152563.jpg
外観は若者向けですが、細いヘッドライト&グリルは先代の取って付けた感がなくて良い感じ。クリアテールも下品になるギリギリで寸止めてますし。でも、個人的には標準タイプの顔の方が愛嬌があって好みです。
細かく見ると、新型ライフとは逆に6ライトウィンドウを止めて後ろの窓を伸ばしたり、ドアノブもフリップ式→グリップ式へ変更してたりします。また、ウォッシャーノズルがワイパーカウル部に2個(!)付いてるので、普通車並に豪華かもしれません。さすがスズキの代表車。細部に至るまで気合が違います。
■試乗記36(スズキワゴンRスティングレー)_b0003526_20165380.jpg
室内も軽らしからぬ質感。トヨタが舌を巻くほどコストに厳しいスズキですから、おそらくは安い素材や他車種からの流用部品満載だと思いますが、その辺りを感じさせない造りは素晴らしいです。自発光メーターセンターパネルの質感肉厚なシートもしかり。
開放的なムーヴやライフと比べるとサイドウィンドウが縦幅が小さいため「包まれ感」が強いですが、逆に私は落ち着きました。室内が広い車種は一杯あれど、こういう安心感を演出できる車は少ないですねえ。

■試乗記36(スズキワゴンRスティングレー)_b0003526_2017952.jpg走りはターボ&CVTだけあってスルスル~っとストレス無く加速します。遮音もしっかりしていてCVT特有の金属音や、エンジン音すら聞こえることはありませんでした。しいて言えばロードノイズくらい?スティングレーに関しては6~8スピーカーの設定があるのも伊達じゃないですね。
乗り心地もしなやかな割に、ロールはきちんと抑えてあるので非常に快適。ううむ、出来が良すぎて文句がつけれません・・・く、悔しいw

あえて言うと、最大のネックは価格の高さですね。かなり魅力的ですが、ターボで150万前後なのはちょっと。安価なのはNAですが、営業氏曰く「坂だとNAはかなりツライかと・・・(´Д`;)」と言っていたので走りが心配になります。そう考えるとステラLSの価格は破格すぎるなあ。

by simataku1 | 2009-06-27 21:19 | 試乗記

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